株式会社イケヒコ・コーポレーション

い草を未来に 文化を世界に 社会を健やかに磨きぬかれた
“い草インテリア”から更なる一歩へ

 福岡県南西部に位置し、町全体の14%をクリーク(堀)が占める日本屈指の田園地帯・三潴郡大木町。明治19年、そんな自然豊かで農業が盛んな町で畳表販売業として産声をあげた[株式会社イケヒコ・コーポレーション]。時代の変化に伴い、問屋業からこの土地を活かした“い草製品のメーカー業”へと転換。現在は、130年以上に渡り培ってきた技術と斬新なアイディアで、い草とデニムを掛け合わせた自社ブランド『D.STYLE』をはじめ、現代の暮らしに寄り添うい草製品の数々を生み出し、世に送り出しています。

 お洒落なインテリアとしてだけでなく、い草が持つ調湿・空気浄化・消臭・リラックスといった様々な効果・効能を最大限に活かせる商品開発にも力を入れている同社。その一つとして“健康”に欠かせないスポーツとの融合で生まれたのが、い草を使った新感覚のヨガマット『畳ヨガ』です。更には、い草が子どもの発育にも効果的という実験結果を踏まえ、子どもたちが自然とい草に触れ合える製品や、抗菌防臭・認知症予防等に期待できる点から介護の現場に役立つ生活支援製品など、社会に広く貢献できる商品開発を行っています。どのアイテムにおいてもモノ作りの根底にいつもあるのは、「健康で笑いの絶えない家庭の応援者として進化を続ける」との強い想いです。

 またその想いは、日本だけに留まりません。2013年にユネスコ無形文化遺産に登録され、世界中で注目を浴びている日本食やその追い風を受けたSAKEらと同様、「古来から日本に根付く“畳文化”の素晴らしさを世界中の人たちにもっと知ってほしい。そして世界に広がることで、日本人がい草の魅力を見直すきっかけになれば」と、海外へ広めていく活動にも尽力されています。

良い製品を生み出すのは、“人の想い”
「あの人がいて良かった」
仕事を通じて、世の中に通じる人に―。

 『社員は家族―』 。そう話すのは、5代目代表取締役社長の猪口 耕成さん。「これは先代が残した言葉なんです。家族とはいつも一緒に過ごすでしょう。コミュニケーションが増えると団結力も高まりますし、一緒にいることが一番の教育だと思っています」。お言葉の通り、社員同士が一緒に食事を取れる食堂をはじめ、お花見・運動会・BBQ・ボーリング大会・社員旅行といった様々な社内レクリエーションも活発に行われています。

 教育面においても、「仕事を通じて、“あの人がいて良かった”と思ってもらえる、そんな世の中に通じる人を作っていきたい」「良い製品を作るとこの街がより活性化する。その良い製品を作るには、まず良い人材を作る必要がある。想いを持つ人々が集まれば、いつしか“イケヒコの村”となる」など、猪口社長が幾度となく口にされたのは、こういった代々の先輩たちから受け継ぐお言葉の数々です。「社員一人ひとりが経営者としての感覚を持ち、そこから幾つもの子会社が生まれ、それらを大きく包み込めるような企業を目指しています」と、猪口社長。“社員の成長”こそが会社の成長と考える[株式会社イケヒコ・コーポレーション]で、“想い”をカタチにする仕事をしてみませんか?

企業情報

会社名:株式会社イケヒコ・コーポレーション
業種:インテリア製品(自然素材・ファブリック)の製造と販売
URL:https://www.ikehiko.com/

企業メッセージ一覧