須恵川のせせらぎが心地良い、若杉山の麓。春には満開の桜、秋には櫨と、四季折々の風情が楽しめる自然豊かな糟屋郡須恵町に、[株式会社PMT]の本社があります。1991年、半導体製造装置の専門商社として創業し、現在はオープンイノベーションカンパニーとして「メカトロニクス」「半導体」「ライフサイエンス」の3分野で事業を展開。いずれの分野でもコア技術“軸調和力”を活かした装置の開発・製造・販売を行っています。近年では、装置群とロボットを組み合わせたロボットシステムインテグレーション事業にも力を入れています。
2012年より産総研を核に始動した国家プロジェクト「ミニマルファブ構想」においては、半導体プロセスに必須の「マスクレス露光装置」の設計・開発を担当。21世紀の生産システムを革新するこの一連の取り組みを、数々のメディアが称賛しました。
今回お話を伺ったのは、「マスクレス露光装置」の開発責任者も務めた、技術開発部グループリーダーの吉岡 昌男さん。吉岡さん自身も36歳の時に、関東の大手電気メーカーから故郷・福岡へUターン転職した、中途入社者の一人です。[PMT]の魅力を聞くと、一番は“挑戦し続けることで、自らの成長を実感できる環境”だと言います。「大きな組織では決まった枠のなかで業務をこなす日々でしたが、PMTは色んな製品を手がけていたり、九州大学をはじめ様々な大学や企業と共同研究を行っていたりと、とにかく仕事の幅が広いです。“思ったら即行動!考えたら即発言!迷ったら即ミーティング!”の3大即で、 やりたいことは、手を挙げれば何でもやらせてくれますし、その過程で分からない点が出てくれば、それに関する教育を受けさせてくれます。会社が自らの挑戦を全力でバックアップしてくれるから、心強いですね。それに、地元であるこの街で地方の一企業とは思えないBIGプロジェクトに携われたことも、大変誇りに思います」と吉岡さん。
福岡に本社を置きながら、それぞれの独自技術を集約することにより、大企業にはない機動性と、中小企業にはない設備・加工技術を駆使して市場ニーズをカタチにしてきた同社。人財教育も充実しており、これまでに山口大学大学院技術経営研究科に9名を派遣するなど、社会人大学院を通じたスキルアップも会社が積極的にサポート。“自ら学び、考え、そして主体的に行動できる人財”を育てるため、人財育成への投資は惜しまないと言います。地場の優良企業として県や各界の著名人からの信頼も厚く、経済産業省が公表する平成30年度の「地域未来牽引企業」にも選定されるなど、企業の可能性に大いに期待されているのです。
また、2012年に中国上海に販路拡大を目的とした現地法人を、その翌年にはベトナムに「日本のモノづくり・品質」を掲げる子会社を設立し、国内と海外のメリットを活かすグローバルなビジネス展開も進めています。急速に業界のグローバリゼーションが進む今日、世界から見る日本は距離において東京も福岡も大差ありません。むしろ、仕事に集中できる穏やかな環境面で言えば、東京に勝る福岡のメリットと言えるのではないでしょうか。
会社名:株式会社PMT
業種:生産用機器具製造業
募集職種:ロボットシステムインテグレーター、電気・制御設計、機械設計、機械加工、生産管理(購買管理)職、超精密機械の軸制御技術者
URL:http://www.pm-t.com/
企業メッセージ一覧
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“未知への無限なる挑戦”を胸に最先端テクノロジーを駆使して創る未来社会
非鉄鍛造・アルミダイカスト・摩擦圧接といった技術を複数保有する九州唯一の鍛造量産メーカー
九州・アジア・米国・欧州を中心に活躍する化学工業薬品の専門商社
お客様と明日を創るICTパートナーであると同時に、一歩先を見据えた前例なき新技術のパイオニアへ
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